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 2006
620日号
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2002年6月15日開設
2005年8月15日改訂
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沖縄にぶち込む
北朝鮮のミサイル基地を暴く

2006
620日号

北朝鮮の真相

 今日の真相画像は、現在まだ発射のニュースが流されていない北朝鮮のミサイル関連です。

 北朝鮮には、北部の「ヨンジョリ(Yongjo-ri)」に沖縄だけに狙いを定めたノドン型ミサイル基地があります。

 今日は、そのヨンジョリ・ノドン型ミサイル基地の全容を皆さんでも見られる民間衛星映像を基にして、様々な視点から暴きたいと思います。

 アメリカの信頼が置けそうな軍部の情報当局の報告によると、北朝鮮は、中距離用のテポドン1型ミサイルの発射基地を少なくとも2箇所に構築しました。

 ヨンゴドン(Yongo-Dong)のテポドン1型ミサイル発射基地は、1999年から2000年に完成しました。その前の1998年時点で、この地には推進燃料の格納庫が完成していて、打ち上げ台の構築が残されていました。

 また同時に、スカッド・ミサイル群の技術支援基地であるチハリ(Chiha-ri)に同様の基地を構築中でした。

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 アメリカの軍事偵察衛星は、この時期にテポドン1型ミサイルの格納庫、ミサイルの増産設備、打ち上げに必要な燃料の格納庫を識別することができました。

 いくつかの軍事報告書よると、北朝鮮は、中国国境から遠くないところにある北部のヨンジョリに中距離のノドン型ミサイルを格納しています。

 このミサイル基地は、山の地中にミサイルと推進燃料を格納するための10箇所以上のトンネルの出入り口を持った基地になっています。

 そして、北朝鮮のノドン型ミサイルの半数を格納していると推定されています。

 北朝鮮から脱出した軍関係者は、この基地に12箇所のトンネルがあり、36機のミサイルを格納していると証言しました。

 この基地では、ノドン型ミサイルが、地下から発射台をかねた運搬設備機(大型トレーラーのような自走機)で移動すると思われています。


 2004年9月12日に、中国との国境近くにある北朝鮮のヨンジョリ周辺で、巨大な爆発の報告があったと報告されています。

 韓国のメディアは、その爆発が2004年9月9日の北朝鮮「建国」56周年を祝する大爆発であったと報道しました。

 一部の通信社は、一般の衛星からも視認できるほどに巨大な影響痕跡を残した爆発であったと、出所秘匿で北京筋の情報を伝えました。

 アメリカの情報機関は、ソウルで外交筋の情報を引き合いに出して、直径最高4キロメートルに及ぶキノコ形の雲が作られたほどであったと分析しています。

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ヨンジョリ基地から沖縄間での標的の範囲は、
日本列島が全て含まれます。
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 外電は、この爆発が、170人の死者と1300人を超す重軽傷者を出した2004年4月22日の北朝鮮の境界町リョンチョン(Ryongchon)の爆発事件よりも大規模であったと推定しました。

 「キノコ雲」を目撃したという第一報は、北朝鮮がその「建国」記念日に照準を定めて核実験を行ったという観測を引き起こしました。

 しかし、放射能の未検出が、核実験の可能性を排除しました。

 核爆発は、また、キノコ雲よりも更に広い範囲の非常に大規模な輝く閃光を生じますが、この時の大爆発では、そのような閃光の報告がありませんでした。

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ヨンジョリ地域の俯瞰映像です。
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 当時、北朝鮮を訪問中だったイギリスの外務大臣ビル・ラムメルらは、北朝鮮政府に爆発現場を視察させるよう迫り、困惑しながらも北朝鮮は、調査に同意しました。

 その時に、北朝鮮の高官は、「この爆発は、水力発電所を建設する現場で、計画的に行った」とし、山の響きが報じられるような大事にしたと力説しました。

 しかし、その説明では、隠しきれない疑惑を明らかにしてしまいました。

 それは、この大爆発が夜遅くに起こったにもかかわらず、なおかつ、通常の建設計画の一部であったと主張したことです。

 重要なプロジェクトである水力発電所建設の発破が、ことの成否を確認するのに真昼並みの明るさを必要とする夜に行ったとなります。

 世界の一般常識では、重大な事故にも成りかねない大規模な発破は、日中に衆人監視で行います。

 北朝鮮は、やはり不思議の宝庫です。

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車長15メートルを越す自動車の出発地点を見ると
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 韓国の朝鮮日報は、爆発現場が「北朝鮮のヨンジョリ・ミサイル基地の10キロメートル南西で、中国の国境から30キロメートルあたりで起こった」と断定して報道しました。

 そして、朝鮮日報は、韓国のKOMPSAT1人工衛星(アリラン1号)の撮影装置で、2004年9月15日に撮影に成功した映像データから、揮発性の様子を見せる現場を特定できたと、5メートルの解像度映像を使って特別キャンペーンを行いました。

 しかし、このキャンペーンでは、爆発現場を見つけることができず、特定もできませんでした。

 曇で不明瞭な映像であったために、朝鮮日報は、ヨンジョリ地下施設の実際の場所を評定できませんでした。

 また、民間の他の衛星でも、この時間枠の間とその前の間にいくつかの試みをしましたが、雲が覆っていて分析が可能な映像データを得ることができませんでした。

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ヨンジョリの山の斜面に配置された迎撃ミサイル群です。
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 そして、もうひとつの朝鮮中央通信声明は、「イギリス側の現地調査の要望に応えるため、北朝鮮政府が、喜んで誠実を持ってこの要求に応じる」と自慢しました。

 その後、さも一致させるように、イギリス、ドイツ、チェコ、モンゴル、ポーランド、スウェーデンから成る国際代表派遣団で、爆発が起こったと想像された現場を2004年9月16日に訪問して、「巨大な建設現場を確認した」と朝鮮中央通信が報じました。

 NHKの報道によれば、外交団が爆発現場に到着するためには、数時間の空と陸路による移動が必要でした。

 しかし、この時に外交団が案内された水力発電所の建設現場は、キノコ雲が観測された爆発現場とは、明らかに異なっていて、互いは遥かに非常に遠く離れた別々の場所です。

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俯瞰で見ると多くの疑惑地点があります。
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 朝鮮中央通信は、2004年9月13日に、「韓国が、『リャンガン(Ryanggang)省のキム・ヒョン・ジク(Kim Hyong Jik)で、9月9日に大規模な爆発があった』と大げさに騒いでいる」と声明を発表しました。

 声明では、更に、「最近、北朝鮮で大規模な爆発があったという韓国のメディアの扇動は、北朝鮮の名誉を傷つける不合理な政治工作であり、北朝鮮では、そのような爆発は一切ありません」と金切り声を上げました。

 朝鮮中央通信の声明も、北朝鮮政府高官の発言を後押しするように、爆発が「水力発電所の建設用地の発破」に起因したと叫んでいました。

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変哲も無さそうな田舎の作業場のようですが、
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 北が論じた大発破の場所は、キム・ヒョン・ジク郡から90キロメートル離れたサムス(Samsu)郡です。

 しかも、このサムス郡でのダムの建設は、2004年5月から進行中でした。

 この出来事についての混乱が、韓国南北統一省の事務次官が「最初に爆発が全くなかった」と発表した2004年9月17日に悪化しました。

 事務次官は、最初のキノコ雲の目撃は、自然現象であったと述べて、目撃が報告されたときに中国国境の白頭山近くで地震活動が実際にあった一方で、キノコ雲は単なる自然の規則的な現象であったかもしれないと言明しました。

 一部の証券アナリストは、韓国政府のこの混乱を北朝鮮の核兵器プログラムに対して高まった危惧と情報不足とが組み合わされたと考えました。

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たとえば、この2箇所は、地下トンネルの
出入り口と識別できます。
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 2004年9月19日に国際原子力機関の上層部は、最近北朝鮮上空で目撃された大きな雲が、核爆発に起因しないことを完全に確かめるために、国際専門家の視察を北朝鮮が認めるべきであると要求しました。

 IAEA会長モハメド・エルバラダイは、アメリカ当局によって下された「巨大な雲が、今月始めに北朝鮮上空に見られたけれども、爆発があったという事実の他は、核爆発に起因しない」という結論を指しました。

 しかし、IAEA会長は、CNNのその後の「最新版」とのインタビューで、「目撃されたキノコ雲が、少しも核爆発に起因しなかったという北朝鮮の主張を絶対に確認するのならば、平壌は国際専門家の視察を認めて受け入れなければならない」と述べていました。

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角度を変えて近づいてみると、まさにトンネルの出入り口。
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 キノコ雲が発現したらしい付近では、異様に禿げた山頂が広がっています。

 爆発があったという溝のような痕跡までは見取ることができませんが、現在でも禿げた数平方キロメートル範囲の地があり、そこには、破壊されたような施設と禿山に似つかわしくない施設が見られます。

 更に、この地下ミサイル基地のヨンジョリは、北朝鮮のウランプログラムで疑惑としてリストの最後に登場しています。

 この画像は、その禿山からしばらく降りた地域です。

 禿山は、関連画像2枚目のヨンジョリ俯瞰映像の右下あたり木々と残雪が途絶えている薄茶のところです。

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更に近くの疑惑地域を認識してみましょう。
まず、中央の平坦地に細い道路があり、
傾斜地に幅が広い道路が作られています。
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 それから、時は流れましたが、いつの間にかこの爆発とキノコ雲の情報が途絶え、真相に至っていません。

 しかし、これだけは断定できます。

 このキノコ雲爆発疑惑の地では、沖縄だけを狙ったノドン型ミサイルの地下基地があるのです。

 この画像のように、一見すると立木のように見落とされるものでも、周辺の不自然な空き地を示すアルベド(太陽光反射率)特徴から、至近に人工の施設があると識別できます。

 それは、このように可能な範囲まで拡大して、中央に円筒状の突起物を備えた菱形土台を有する施設と見分けることができます。

 ミサイルを真上から見るならば、たぶんこのように見えるのかもしれません。

 土台の直径は、約13メートルです。

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そして、主題で取り上げた画像の
ミサイルの発射台?と識別できる施設です。
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 この画像のアルベトは、トンネルの出入り口を明らかにしています。

 このように拡大と方角で上下左右の視点位置を変えてみることによって、途切れているような道路が、実際には、山肌で偽造した施設であり、陰がトンネルの出入り口を明らかに示しています。

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建物や傾斜で偽造した地下トンネルで入り口
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 中央上と中央右寄りの注目地点を拡大してみると、ミサイル搭載車用と思われる広い道路と地下トンネルの出入り口が、このようにはっきりと認識できます。

 川沿いの平坦な地域に細い道路があり、山添の傾斜地に迂回するような広い道路があります。

 そして、迂回地点から山中に向かって広い道路があり、建物で消えています。

 左下のトンネルの出入り口周辺には、いくつかの軍用車らしき物体も認識できます。

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 この画像は、時として立ち木が思い込みで人工の施設にさえ見えてしまう例です。

 上部に窪みがありそうにも見えますが、木立の隙間と思われます。

 また、木立と陰の色の違い、木立至近の道路のアルベドも人工の施設でないと認識できます。

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ミサイル発射台と見間違われそうな道端の立木の例
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 この画像は、家屋から先に道路らしい道路が見られないので、一瞬見落としそうで、不自然なアルベドと陰から最も見つけにくいトンネルの出入り口のひとつになりそうです。

 川沿いの道路から先は、山腹で自然道のように薄く消えかけていました。

 私は、地下の管制室への出入り口と読み取りましたが、北朝鮮のこの基地の関係者の方の正確な情報をお待ちしております。

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見落としされがちな地下の管制室?へのトンネル出入り口
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 北朝鮮が沖縄だけに狙いを定めているこの地下ミサイル基地では、この画像のようにミサイルの発射と運搬機能を備えた軍用車が、トンネル内に格納されているようです。

 基地周辺の道路構造が、普通の自動車が通る道と異なっていることでも解かるでしょう。

 というか、このような軍用車には、道路らしい道路は必要がないということです。

 野山を駆け巡ることができなければ、軍の兵器にはなりません。

 皆さんも簡単にアクセスできるネットサービスで、一枚の映像データからこのような読み取りができます。

 コツは、時間をかけて根気よく精査することと、角度など視点を変えて見るとなります。

 私以上の発見があるかもしれません。

 その時には、ぜひご一報願います。

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ノドン、スカッド型ミサイル搭載打ち上げ車
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